神奈川県箱根で旅館・飲食店を運営する金乃竹は、滞在型日本文化体験「Ryocance(リョカンス)」の新プログラムとして、恵方巻をテーマにした体験を2026年1月20日~2月28日に提供します。料金は1人8,800円(税込)、所要時間は約1時間で、平日12時~14時に実施します。完全予約制とし、必要数のみ調達して廃棄ロスの抑制を図ります。背景には、恵方巻の大量生産・大量廃棄が課題になっているとの見立てがあります。参考データとして、2025年の恵方巻の経済効果は約703億円、売れ残りによる廃棄処分額は約13億380万円という試算も示されています。体験は「知る・巻く・向き合う」の3段階で、節分の由来や「福を巻き込む」考え方、七福神にちなむ七種の具材の意味を学び、海老や鰻、椎茸などを料理人の手ほどきで参加者が巻きます。仕上げに2026年の恵方「南南東(微南)」を向き、願いを込めて無言で食べる所作(黙食)を体験します。英語解説シートや英語対応スタッフも用意し、訪日客の参加も見込むといいます。今後は恵方巻に限らず、季節行事を「所作」から体験し直す企画を広げ、持続可能な観光の取り組みを続ける方針です。

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